ピースボート98回クルーズ
2018年5月7日~5月10日
5月7日(月)
朝4時に起きていつものように朝散歩をして、朝食をいただき午前の健康麻雀クラブに参加しました。皆さんにお別れのご挨拶をして家内と牛久のはなみずき通にあるカレーの店coco一番館に行きました。息子たちがよくいく店のようで、家内も今後利用したいとのことでした。牛久から横浜関内までの片道切符を購入重たいトランクを提げてアパホテル関内に到着しました。あいにくの雨で2~3分でしたがシッカリと濡れてしまいました。4:00に栗城さんから連絡があり6:00に夕食に出ることにしました。中華街がよかったのですが雨がひどくなってきたので近くのガストデで夕食を取りました。栗城さんもスマホ初心者でラインの設定を確認しました。翌日の打ち合わせをして早く寝ました。
5月8日(火)
朝5時に起きましたが、やはり雨が降っていて近所のファーストフッドで朝食をとりました。朝食が終わるころに雨が止んできたので、大桟橋まで歩くことにしました。8:30に出発して9:00に到着しました。すでに並んでいましたが受付開始が9:15分からというので、同行する鈴木さんにラインで連絡をして、早く来るように催促をしました。9:30に鈴木さん一族が6名できてお別れの記念写真やご挨拶をしました。9:45分に船内に入り同室の加茂さんと一緒に避難訓練を受けその後鈴木さん、栗城さん、そして同室の加茂さんと昼食をとりました。
その後、出港式が9階の甲板で行われましたが、生憎、テープ投げはできませんでした。写真を何枚かとってラインとフェイスブックで送りました。
その後、船内見学会に参加した後で、船内ルールを確認、私は2段ベットの上段、栗城さんの上になりました。もう一人は加茂さんが82歳なので下段を使うこととなりました。
5月9日(水)
90回クルーズで一緒だった香港人のビッキーさんがいろいろと話しかけてきてくれて、栗城さんも鈴木さんも楽しんでくれたようです。ほかにも90回クルーズのメンバーがいて、再開を祝って記念写真を撮りました。神戸から乗船した柳原さんが同室になり、船内ルールを確認し自己紹介をしあいました。
5月10日(木)
ヨガ教室で、市橋加奈子さんにご挨拶、栗城、鈴木さんを紹介しました。
水先案内人の野島剛さんのお話をお子記しました。明後日12日の寄港地の台湾(基隆)についての紹介でした。テーマは台湾に学ぶ3つのなぜ「核原発・外国人労働者・同性婚」についてお話を聞きました。その中で台湾人と日本人はお互いに一番大好きな外国人ということでした。
本題の脱原発については「2016年に非核家園」と国の政策で非核化の道を歩むことになったようです。また、外国人労働者については、日本の場合はは労働者としての扱いを受けていなく、台湾ではしっかりと外国人労働者の権利も守られていて、主に高齢者介護については、外国人労働者が従事しているとのことです。同性婚については、2004年の性別平等教育法に引き続き、2016年には同性婚も認められる状況となったとのことです。多くの若者が中心になってこの同性婚も実現したようです。結論的には今の日本が抱えている矛盾をすっきりと解決したようです。
夕刻の講演は、ICAN 川崎哲でした。
テーマは「核兵器のない世界を作るまで」
ICANは世界100か国で500人以上の大きく10の団体で構成されているNGO組織とのことです。
今回のノーベル平和賞の受賞は、2017年7月7日の「核兵器禁止条約の採択」で日本・アメリカ・ロシアなどを除く122か国が批准したことについての表彰であったとのことです。特に被爆者国際署名515万人以上の影響が大きかったとのことです。
5月11日(金)
朝6:00~市橋佳奈子さんのヨガ教室、6:50~朝食、7:20~サルサ体操とあわただしい船内生活の開始。9:00~寄港地説明会で基隆についての案内を受けました。台湾は1895年から1945年まで日本の統治下にあったこともあり、おたがいに影響をたくさん受けているとのことでした。
明日は九份に訪問の予定、この後、野島剛さんから基隆のグルメについてのや川崎哲さんのメダルと記念写真、そして核兵器禁止条約についての報告をいただきました。
この条約は1970年に発行されたが、やっと2017年に122か国が批准した。
この条約の第一条では「いかなる場合も以下のことを行わない」
A,核兵器の生産保有B.核兵器の管理。C D>核兵器の使用。E.核兵器の援助、奨励、勧誘、
F G 自国内に配置、設置、配備、
とのことです。もっとも感銘するのは「核の使用はいかなるものも人道上・基本的人権違反であること」ということです。
5月12日(土)
基隆寄港9:00
バスにて十份に行き、そこの小学校の校庭でランタン上げを体験しました。
平渓線電車で九份に行き、千と千尋の神隠しで有名になった九份のお茶屋(あめちゃ)でお茶をいただきました。
帰船後、夕食代わりに夜市に出かけ、牡蠣のオムレツとビーフンスープをいただきました。
5月13日(日) 通常の船内生活を再開しました。6:00~ヨガ、朝食、健康麻雀同好会のスタート初めてのサルサダンス。しっかり動いた後、船長のデナーパーテーがあり記念写真とステーキ付のデナーの後シャンペンとオレンジジュースで、パーテーが開かれました。私たちも壇上に上がって踊りました。すっかり汗だくになりました。
5月14日(月)
朝食を食べていると、大学を休学して乗り込んだ青年と休職して参加した青年の二人組と一緒になり、麻雀を覚えたいというので3人で急遽、マージャン教室を開催しました。最初の場所の決め方から親決めの仕方、杯の積み上げ方を教えて、即実践を始めました。といってもわからないのですべて、開いた状態で持ち杯の整理の仕方からリーチのかけ方まで教えました。結局初めての方が配牌とツモに恵まれ、トップになりました。水先案内人の川崎剛さんからわかりやすいい文章の書き方。下村健一さんからフェイクニュースに騙されないように!という題名で講演をいただきました。お二人ともすぐれたジャーナリストでとても参考になる話を聞きました。ジャーナリストの立場から情報の受け止め方や見方に付いて、いかに主観的に情報を聞いていたかがわかりました。
下村健一さんの「そうかな」 そ=即判断は危険 う=うのみにするな か=偏った見方は危険 な=中身だけでなく周りも見よ!の格言は結構大切になってきているようです。
5月15日(火)
朝6:00~ヨガ体操、11;30~サルサダンスでした。午前中は比較的ゆとりがあったのでたまっていた洗濯物を一袋350円でお願いしてきました。パソコンのつながりが遅くて、この際は断念してシンガポールで思いっきりインターネットを楽しむ予定です。
フェイスブックやラインはシンガポールで頑張ります。
ピースボート35周年のリピーターの集いがあり、参加しました。約200名くらいが参加していました。私と同じ90回クルーズのメンバーが数人同じテーブルとなり、話が弾みました。
その後下村健一さんの3回目の講座があり「市民メディア」についての話がありました。
市民メディアの作品
l 路傍のM:ホームレスへのインタビュー
l OKINAWA:沖縄国際大学への米軍ヘリコプターの不時着について
l 日中友好フリーハグ:反日感情は
l 香港から日本の友へ:香港の公平な選挙を求める学生のインタビュー
l 土俵:土俵作りから学んだ相撲の精神
「栄子70歳」:自分史の映像
5月16日(水)
朝6:00~ヨガ体操、11;30~サルサダンスでした。
今日は下村健一さんの4回目の講演でした。
メディアリテラシー:SMSで自爆しない4つのキーワード
受け止めるための4つのキー
1個目 即判断するな ソ→そうかな
2個目 鵜呑みにするな ウ→受け止め印象
3個目 一つの見方に偏るな カ→かたよるな
4個目 スポットの中だけ見るな ナ→フレームの中だけ見るな
発信の4つの自問
1個目 明確さ→何を伝えたいのか
2個目 正確さ→決めつけていないか
3個目 優しさ→傷つけていないか
4つ目 優しさ→これで伝わるのか
フェイスブックやラインを活用しているので注意が必要です。